- MRI検査とは?
- MRI検査のメリット、デメリットは?
- MRIでわかる病気
- 当院の最新MRIは、高画質、短時間撮影、静穏、閉所恐怖症の人もOK
- MRIの料金案内、撮影時間
- 閉所恐怖症の患者様へ
- MRIを受けられない人
※当院では、肝臓、婦人科系、腹部のMRI検査は行っておりません。
MRI検査とは?
- 画像で、血管の異常、癌、脳出血、脳梗塞を診断します
- 被爆しません
- 脳の中を鮮明に映します、脳の全ての異常がわかります
MRI検査は強力な超電導磁石の筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。 (MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置)
MRI検査のメリット、
デメリットは?
MRI検査のメリット、デメリット
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メリット
- 被爆しない
- 組織が細かく分かる
- 造影剤を使わずに血管が綺麗に画像処理できる
- がんや脳梗塞、小さな脳出血などがわかりやすい
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デメリット
- 音がうるさい(以前は)
- 撮影時間がCTに比べ長い
CT検査のメリット、デメリット
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メリット
- 撮影時間が短い
- 骨の構成は得意
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デメリット
- 被爆する
- 組織の細かい情報が分からない(脳に関しては、骨折、骨の病気以外MRIと比較してメリットがない)
- 脳に関しては、新しい出血以外ほとんどわからない
MRIでわかる病気
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脳神経外科・神経内科
脳の腫瘍、脳血管疾患、変性疾患、
脳奇形、外傷 -
整形外科
頸椎症、胸椎・腰椎のヘルニア
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眼科
眼科や眼球内部の腫瘍など
当院のMRIについて
当院のMRIは富士フィルム製のECHELON Smart Plusという最新のMRIです。
高画質
(綺麗)IP-RAPID搭載短時間撮影
(速い)Auto Exam搭載静穏設計
(音が静か)閉所恐怖症でも受けやすい
(広々)open head coil
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静穏設計
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開放的でOPENな
頭のコイル
高速、短時間撮影の切り札:IP-RAPID
IP-RAPIDは、複数チャンネルの受信コイルを用いた高速撮像法であるRAPIDなどのアンダーサンプリング法を用いて得られた画像に対して、繰り返し演算を活用した画像再構成処理を適用し、画質を維持しながらノイズを低減する技術です。GPU(画像処理演算ハードウエア)の搭載により画像再構成処理を高速化しているため、ストレスなく画像を提供することができます。まさに普段の検査に導入しやすい撮像時間短縮技術と言えます。
従来のMRIと比較して高画質、短時間撮影が特長です。
オープン型コイル
当院のMRIは、閉所恐怖症の方でも安心して受けられるよう、オープンコイルという選択が可能です。画質の劣化も殆ど無い為、閉所恐怖症の方でも受けやすくなっています。お子様でも受けやすいので気軽に検査が可能です。また閉所恐怖症の方は、鎮静剤を使用して受ける事も可能です。お気軽にご相談ください。
VSRAD(ものわすれ専用MRI撮影方法)
もの忘れの進行とともに脳の萎縮、特に海馬という記憶に関する部分が萎縮します。VSRADはどこの萎縮が強いかを評価する検査です。どのタイプの認知症かの鑑別に有用です。
MRIの料金案内、撮影時間
- 撮影時間10分弱(頭部精査のみ)
保険適用3割負担費用 | 7,000円が目安です |
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保険適用1割負担費用 | 2,300円くらいです |
※異常が見つかった際、採血、頸動脈エコー等追加で行うと追加で費用が発生します。
閉所恐怖症の患者様へ
当院ではオープンコイルを使用することにより、閉所恐怖症の患者様でも頭部MRI検査が可能です。
検査困難な方には鎮静剤も併用した検査も行っております。
MRIを受けられない人
MRI検査は磁場と電波を使用しますので、心臓ペースメーカーなどの体内金属を埋め込みのある方は検査できない場合があります。
詳しくは医師もしくは技師にお尋ねください。また、下記のいずれかに当てはまる方はMRI検査を受けることが難しい場合があります。 事前に一度、ご相談ください。
- 体内にペースメーカーが入っている場合は、撮影できません。
- 最近(ここ20年)の整形外科や、形成外科の手術後のインプラント、金属は殆ど撮影できます。一度御相談ください。事前に手術をした病院に確認してもらえますとスムーズに撮影可能です。
- 姿勢保持ができない場合。
- カツラは外してください。機械が壊れます。
- 入れ墨、タトゥーの入っている方は、ご相談ください。(経験上、ほとんど問題なく撮影できますが火傷の可能性があります)