梅雨前線が近づいてきたようですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

台風や雨、季節の変わり目などの気象条件が原因で頭痛、特に片頭痛を経験する人は多いのではないでしょうか。

今回は天候と片頭痛についてお伝えしたいと思います。

天気と片頭痛の関係

  1. 気圧の変化: 台風や気圧の急変動は片頭痛を引き起こす一因とされています。気圧が急に低下すると、頭部の血管が拡張しやすくなり、これが片頭痛を誘発する可能性があります。

  2. 湿度と温度の変化: 急激な温度や湿度の変化も片頭痛の誘因となることがあります。湿度が高いと不快感が増し、温度の急上昇や急降下が体にストレスを与えることが原因と考えられます。

  3. その他の要因: 雨の前に感じる不快な症状や季節の変わり目に起こる気温の変動なども、片頭痛のトリガーとなることが知られています。

当院でも、雨の日や雨が降った次の日に多く患者様来られています。

当院で導入を進めておりますCGRP関連抗体製剤は投与1ヶ月目から有効性が高い薬剤です。梅雨時期、台風などこの時期特に寝込むことがあるなど、ご相談がございましたらぜひお越しください

片頭痛がある方向けの天気予測アプリとして頭痛ーるというものがあります。頭痛ーるは、気圧の変化による体調不良が起こりそうな時間帯の確認や、痛み・服薬記録ができる気象予報士が開発した気象病対策アプリです。片頭痛の発作が不安な日には、痛み止めを持っていく、スケジュールを少し調整するなどのちょっとした対策もできるのでぜひ一度調べて見てください。