良質な睡眠によって生活の質を改善します。
不眠症の患者さまはご相談ください。不眠は、生活の質を下げます。一緒に解決しましょう。
睡眠の質は生活の質に直結します。脳の白質病変(かくれ脳梗塞)が増えるデータもあります。当院では、不眠の原因別に薬を使い分け、最善の睡眠を提供します。
受診した方が良い方の症状
- 寝つきがわるい
- 熟睡できない
- 途中で良く目が覚める
- 昼間眠くなる
- いらいらして寝にくい
- 変な時間に目が覚める
脳疾患からくる不眠とは?
脳疾患抱えている方は、うつや不眠になりやすい傾向があります。一度MRIによる精密な検査をお勧めします。また逆に長期の不眠症状は、白質病変といういわゆるかくれ脳梗塞が増えるデータが出ております。一度、専門医のいる病院の受診を勧めます。
良質な睡眠を確保する方法
- 運動習慣
- 規則正しい食事
- カフェインの摂取を
午後3時までにする。 - 寝る前の
TV、パソコン、スマホの制限。
当たり前の事が昔から言われていますが、なかなか実践できないと思います。まずは、良質な睡眠を確保する為に薬の力を借りる事も必要です。お気軽にご相談ください。
当院で主に使用する睡眠薬
主に下記の4種類が中心になります。
- ゾルピデム(マイスリー)
- エスゾピクロン(ルネスタ)
- スボレキサント(ベルソムラ)
- レンボレキサント(デエビゴ)
上記は、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬であり依存性が無いと言われています。
しかし、ゾルピデム(マイスリー)に関しては依存性が近年指摘されているのと、途中覚醒が問題であり、これが昔から使っていて良いという方にはあまり出しません。
基本的には、現在ではデエビゴが第一選択となります。
スボレキサント(ベルソムラ)、レンボレキサント(デエビゴ)について
スボレキサント(ベルソムラ)、レンボレキサント(デエビゴ)は新世代の睡眠薬で依存性は全くありません。
作用の特徴としては、スボレキサント(ベルソムラ)はゆっくり立ち上がり、ゆっくり切れる。
レンボレキサント(デエビゴ)は、効果の立ち上がりが早くスボレキサント(ベルソムラ)よりはすぱっと切れます。効果を体感しやすいのはレンボレキサント(デエビゴ)で、翌朝も残りにくく非常によい薬です。個人差がありますので、睡眠障害の状態によって上記を使い分けていきます。また、男性、女性問わず、更年期障害からくる事もあります。上記睡眠薬を試したが、効果が無かったという方もご相談ください。